平成16年度国税専門官(名古屋国税局)採用内定者説明会@ | 2003年11月4日(火) |
今日は名古屋国税局の採用内定者説明会に参加してきました。会場は名古屋国税総合庁舎8階会議室です。ここは、一次試験終了後の説明会が催された場所です。 集合時間の30分程前に地下鉄市役所駅に到着し、辺りにはおそらく私と同じ内定者と思われる人がちらほらといて、このときに知り合った人と一緒に国税局へ向かいました。国税局には、20分程前に到着し、1階のロビーには内定者やら職員やらで結構の人がいました。このとき、税務署訪問の時に一緒だった子がいて、彼も国税に決めたらしく、同期になるんだなぁと感慨深いものがありました。 集合時間も迫ってきたので、エレベーターで会場の8階会議室へ向かいました。しかし、国税局のエレベーターはかなり旧式のもので、ドアの閉まる時間が早くとても恐ろしいです(汗)。会場到着後、受付を済ませて指定された自分の座席へと向かいました。時間までまだ少しあったので、机上に配布されてある資料を眺めていました。内定者名簿もあったので人数を数えてみると、名古屋国税局の国税専門官内定者は90名で、採用予定数全体の12%が名古屋局配属ということになります。ちなみに、本日の説明会に参加しているのは67名で、今回の説明会以外にも他の地域であと3回ほど名古屋局の説明会が予定されているらしいです。 そして、時間の13時になり人事二課長補佐のあいさつで説明会が始まりました。最初に人事二課長補佐による本日の日程説明や試験を振り返る話があり、人事二課長補佐は今でもひとりひとりの顔をちゃんと覚えており、内々定・内定は人事二課長補佐自らが内定者全員のひとりひとりに電話して告げたとおっしゃってました。どうりで、私にも人事二課長補佐自らのお電話があったわけですね、実に頭が下がります。 次に総務部次長のあいさつがあり、内定の祝辞や本年度の試験結果などを告げられ、また今後公務員として採用される心構えなどを話され、私も国家公務員になるんだなという実感が徐々に沸いてきました。その後は採用時の日程や採用後についての説明があり、今後は4月1日付けで財務省事務官として任用され、名古屋国税局総務総務課に配属、国家公務員税務職2級2号の給与が支給されるとのことです。この「財務事務官」という響きが何かいいですね(笑)。 そして説明が一通り終わった後で、次は前年度採用者による体験談などを聞き、税務大学校での一日の生活、現在税務署に配属されてどうかなど、今までの説明会ではよく分からなかった税大での生活を知ることができ、税大でもネットが可能だったことにはちょっと安心させられました。しかし、税大ではかなり恵まれた環境で勉強できそうです。とりあえず、税大入校までに簿記2級をとっておいた方がよいとのことで、私も何とか来年2月の試験で受かってしまいたいものです。 休憩を挟んで、旧建設省が作成した税大の紹介VTRを見て、ここで初めて税大の施設など内部の様子を知り、色々思うところはありましたが、何はともあれ、とても快適な環境で4ヶ月間学ぶことができそうです。 その後は、今後の提出書類についての説明があり、結構細かいことも多かったので、聞き漏らすことのないようにかなり真剣に聞いていました。しかし、本当に色々と細かいです・・・公務員になるなら当然のことなんですけどね(笑)。最後に質疑応答があり数人が質問して説明会は終了しました。時間にして3時間半くらいで、長いようであっという間の説明会でした。しかしながら、全体的に説明会の雰囲気が今まで開催されてきたものとは何か違っていました。やはり、今までは周りが受験生同士の「ライバル」だったのに対し、それが今では同期の「仲間」へと変わったことが大きいのでしょうね。ときには同期もライバルになりうる事もありますが(笑)。 思えば、丁度1年前くらいにここで開かれた国税説明会に参加していたことが懐かしく思います。あの時は不安でいっぱいでしたが、今では期待に満ち溢れています。 |
平成16年度国税専門官(名古屋国税局)採用内定者説明会A | 2004年2月13日(金) | |||||||||||||||||||||||||||
今日は名古屋国税局の採用内定者説明会及び健康診断に行ってきました。会場は前回の説明会と同様の名古屋国税総合庁舎8階会議室でした。私は某事情により、黒川から国税局へ向かいましたので、集合時間の12時50分よりもかなり前に国税局へ到着しました。その時点ではまだ数人程度しか集まっておらず、時間まで机上に配布されていた資料などを眺めたりしていました。 そして、開始時間になり実務指導専門官の挨拶で説明会が始まりました。今回の説明会は名古屋国税局内定者の88名中1名欠席で87名が参加することになっていたのですが、なんと恐れ多くも遅刻者が2名ほどいるという始末でした・・・遅刻など社会人にあるまじき行為そのものです。しかし、前回の説明会では名古屋管内の内定者は90名と聞かされていたのに対し今回は88名とのことですので、2名ほど民間か他の役所へ流れたようですね。 本日の日程説明終了後、早速女性から健康診断が始まりました。女性は22名おり、名古屋局採用内定者の1/4が女性ということになります。あらためて女性の公務員進出を感じさせられましたね。前回の説明会では気づかなかったのですが、これが結構かわいい子ばかりで実に喜ばしい限りです(笑)。 女性が健康診断している間、我々男性はスライド写真による税大和光校舎の紹介をされ、本当にすばらしい環境で学ぶことができそうです。紹介終了後、次は証明写真の撮影に移りました。証明写真は職員の方が一眼レフのデジカメで一人一人撮影していきました。後で写真の確認があったのですが、私の写真はなんか目つきの悪い顔になってしまいました(泣)。 写真撮影終了後に本日の交通費支給の為の押印をしてから順次、男性の健康診断が始まりました。この時点で写真撮影の進行の遅れなどで、予定より10分ほど時間がおしていました。健康診断は胸部レントゲン撮影、検尿、身体・血圧測定、問診を行い、第二次試験時に行った健康診断とほとんど同じ内容でした。健康診断のあいまに周りの人と話していたのですが、もうすぐ行われる簿記2級のことについてばかり話してました。中にはすでに税務署でアルバイトしてる人や、大阪局希望で名古屋局に採用になりほとんど名古屋を知らないという人もいたりで、何気に近畿地区から名古屋局へ採用になった人が多いとも聞き、ちょっとびっくりでした。 健康診断終了後、本格的な説明会が始まりました。最初に人事第二課長の挨拶があり、次に服務係長による服務関係講話へとなりました。この講話のときが一番辛かったです。何が辛いかというと、服務という厳しい話も十分辛かったのですが、一番辛かったのは情けないことに睡魔に襲われ、眠らないように必死にこらえていたことでした(汗)。 講話のほうは、国家公務員法や国家公務員倫理法、職員としてモラルの話や、昨今の公務員による不祥事についての話もあり、公務員として求められる資質を聞かされました。懲戒処分の基準対象なども聞かされ、「これをしたら停職、または免職」などかなり細かい処分基準があるようです。また「消費者金融などには絶対に手を出さないように」、「麻雀、競馬、パチンコなどの賭け事も借金につながる恐れがあるのであまり好ましくない」など言われましたが、一切賭け事をしない私にとって無縁の話ばかりでした。しかし、自動車関係では私も他人ごとではないので、悪質な違反や事故などを絶対起こさなと肝に銘じました。ちなみに、「採用までに赤キップをもらうことがあったら人事課まで一報を」とも仰っておりました・・・怖っ。 しかしながら、この「服務」という言葉は公務員にのみ存在するとても厳格なものです。民間企業の就業規則と異なり、公務員の服務規定は職場にいる間だけではなく、公務員である限り四六時中つきまわるものであり、また退職後にも一部の規制が及びます。それ故に、公務員になるということがどれだけ重いものであるかといういうことを自覚する必要があるのです。私もそれを噛みしめ職務に邁進したいと思います。
服務関係講話終了後は、休憩を挟んで今後のスケジュールや提出書類についての説明などを聞かされ、簡単な質疑応答があって説明会が終わりました。会の途中では時間がおしていたようでしたが、終了は予定よりも10分程早かったです。 これで、あとは4月の採用を待つのみとなりました。これから公務員としてどんな日々が私を待ち受けているのか多少の不安もありますが、それ以上に期待も膨らんでいますので、4月から精一杯頑張りたいと思います。 |